2008年1月10日木曜日

道、減資受け入れへ コンサ支援 HFC要請に知事方針

来季J1に昇格するコンサドーレ札幌の運営会社、北海道フットボールクラブ(HFC)が、道に対して一億五千万円の出資金の80%減資と、五億円の貸付金返済の五年間猶予を正式に要請、高橋はるみ知事が要請に応じる方向で検討に入っていることが九日、明らかになった。  正式要請は昨年末に行われた。知事は債務超過が一億九千八百万円に膨らみ、累積赤字も二十七億円を超えていることを重くみて、経営責任の明確化や行政に依存しない経営体質への脱皮を支援の前提とする考え。  HFCへの支援継続は道議会内にも異論がある。このため、知事は税金を使うことに道民理解が得られるよう、HFCによる地域貢献の充実なども求める。  道は、こうした要求に対するHFCの対応策を見極めたうえで、月内をめどに進めている新年度予算編成作業に合わせて最終的な判断を行う。  HFCは札幌市にも同様の要請を行っている。  Jリーグの内規では、J1昇格クラブは債務超過の解消が義務づけられており、HFCにとっては道や札幌市の支援継続が不可欠な状況となっている。

(北海道新聞より引用)

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