2008年2月26日火曜日

アイヌ民族文化を歌、踊りで表現 「冬祭り」で伝統紹介 札幌

アイヌ民族の文化を紹介するイベント「マタ・イノミ(冬祭り)」が24日、札幌市アイヌ文化交流センター(南区小金湯)で開かれ、家族連れなど市民が参加し、アイヌ文化に関連する音楽や紙芝居を楽しんだ。
 アイヌ民族の人たちでつくる芸術家集団「アイヌアートプロジェクト」が、アイヌの伝統音楽をロックなど現代的な手法で表現した歌や踊りを披露した。子どもたちを集めて開いた紙芝居では、キタキツネなど動物と自然の恵みを分け合うアイヌの生き方を描いた物語を紹介。熱心に見聞きしていた札幌市南区の北村知穂さん(5つ)は「絵がとてもきれいで楽しかった」と目を輝かせた。
 また、会場ではアイヌの伝統的な食べ物「オハウ(汁物)」などが無料で振る舞われ、参加者に好評だった。

(北海道新聞より引用)

2008年2月21日木曜日

法定の20倍利息取った男再逮捕 札幌南署

札幌南署は二十日、出資法違反(超高金利)の疑いで、札幌市西区八軒二西二、無職芦田浩之容疑者(36)=貸金業規制法違反(無登録営業)容疑で逮捕済み=を再逮捕した。
 調べでは、芦田容疑者は昨年九月以降、同市内の女性会社員(47)ら二人に計八万円を貸し付け、今年一月までに法定の六-二十倍にあたる計十二万円の利息を受け取った疑い。同署は、芦田容疑者が一九九九年から、千人以上に一億円を超える不正な貸し付けをしたとみて調べている。

(北海道新聞より引用)

2008年2月15日金曜日

「将来は子供たちに体験を」 道教大生が酪農体験 江別

道教大札幌校の学生と大学院生十人が十三日、酪農学園大で開かれた第一回酪農体験塾に参加し、搾乳やバター作りに挑戦した。
 道教大とJAグループ北海道が昨年結んだ食育連携協定に基づく事業で、同グループが酪農学園大との橋渡しを行い、実現した。
 初めて牛に触れる学生がほとんど。最初は「怖い」と言っていた学生も、酪農学園大生の助けを借りて手搾りやミルカー装着に成功。「生きた命から食が生まれることを実感した。将来は子供たちに体験させたい」

(北海道新聞より引用)

2008年2月9日土曜日

介護タクシー不正 夫婦ら4人再逮捕 滝川署 2億円詐取容疑

介護タクシー料金の不正受給事件で、タクシー料金を含めた生活保護費約二億円をだまし取ったとして、滝川署と道警組織犯罪対策課は九日、詐欺の疑いで、滝川市黄金町東三、無職片倉勝彦容疑者(42)と、妻の無職片倉ひとみ容疑者(37)=ともに覚せい剤取締法違反で起訴済み=ら四人を再逮捕した。
 このほか、再逮捕されたのは札幌市北区新川二の四、介護タクシー会社役員板倉信博(57)、同市白石区東札幌二の六、同社社員小向敏彦(40)の両容疑者。
 調べでは、片倉勝彦容疑者は妻ひとみ容疑者らと共謀、生活保護の受給資格がないのに、二○○六年十一月から○七年十一月にかけて、滝川市から介護タクシー料金約二億円と生活扶助費約三百七十万円をだまし取った疑い。勝彦容疑者は容疑を否認、ほかの三容疑者は認めているという。
 同署などによると、勝彦容疑者は○六年三月から生活保護費の受給を始め、札幌の病院に通院するために、板倉、小向両容疑者のタクシー会社の利用を滝川市に申請。同年十月からは、滝川市がタクシー会社に支払った料金の一部を会社側から受け取っており、総額は○七年十月までの一年間で約七千五百万円に上ったという。
 同署などは、勝彦容疑者がこうした高額の収入がありながら、市に無収入と申告、本来は受給資格がないのに、タクシー料金を含む生活保護費を受け取っていたことが詐欺にあたると判断した。
 四容疑者は昨年十一月、介護タクシー料金百五十万円をだまし取った詐欺容疑で逮捕されたが、札幌地検は、金銭の流れなどについて慎重な捜査が必要として処分保留としていた。

(北海道新聞より引用)

2008年2月3日日曜日

両陛下、静養で葉山入り 皇后さま笑顔で「大丈夫です」

天皇、皇后両陛下は1日、静養のため神奈川県葉山町の葉山御用邸入りし、海岸を散策された。皇后さまは1月にめまいや発熱の症状があったが、住民らの問い掛けに笑顔で「大丈夫です」と答えていた。
 午後2時半から約30分間、御用邸のすぐ外にある「小磯の鼻」と呼ばれる海岸に出た両陛下は、地元の住民ら約150人と言葉を交わしながら散策を楽しんだ。
 皇后さまが身に着けていた黄色い手袋に気付いた女性が「暖かそうな手袋ですね」と声を掛けると、陛下は「随分前から使ってますね。もう30年ぐらいになるんじゃないの」。皇后さまも「ええ。札幌オリンピックのころから」と応じ、周囲は笑いに包まれた。
 帰京は6日の予定。

(北海道新聞より引用)