2008年2月26日火曜日

アイヌ民族文化を歌、踊りで表現 「冬祭り」で伝統紹介 札幌

アイヌ民族の文化を紹介するイベント「マタ・イノミ(冬祭り)」が24日、札幌市アイヌ文化交流センター(南区小金湯)で開かれ、家族連れなど市民が参加し、アイヌ文化に関連する音楽や紙芝居を楽しんだ。
 アイヌ民族の人たちでつくる芸術家集団「アイヌアートプロジェクト」が、アイヌの伝統音楽をロックなど現代的な手法で表現した歌や踊りを披露した。子どもたちを集めて開いた紙芝居では、キタキツネなど動物と自然の恵みを分け合うアイヌの生き方を描いた物語を紹介。熱心に見聞きしていた札幌市南区の北村知穂さん(5つ)は「絵がとてもきれいで楽しかった」と目を輝かせた。
 また、会場ではアイヌの伝統的な食べ物「オハウ(汁物)」などが無料で振る舞われ、参加者に好評だった。

(北海道新聞より引用)

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