2007年10月24日水曜日

カボチャから残留農薬

北見市内で生産されたカボチャから基準の2倍を超える残留農薬「ヘプタクロル」が検出され、保健所は生産者にカボチャの回収を指示しました。道によりますと、残留農薬が検出されたのは、北見市内の農家で生産され、北見の卸売市場を通して出荷されたカボチャです。保健所が今月1日にカボチャを抜き取り検査したところ食品衛生法の基準を超える残留農薬「ヘプタクロル」が、0.07ppm検出されました。カボチャはすでに北見や近隣のスーパーに1.5トンが出荷されていて、道では市場に対して、回収を指示しました。また「通常の食べ方では健康に影響はない」としています。(北見公設卸売市場・立田哲郎社長)「安心・安全を第一に商売してきたので消費者に大変申し訳ない。残留農薬の検査としていたがどうかは市場としては承知してない。(残留農薬は)ないと信じて取り引きをしていたのが経緯です」ヘプタクロルは30年以上前に販売が中止された農薬で、去年9月に函館で、先月にも道南の厚沢部町で、同様にカボチャで基準を超えるヘプタクロルの残留が見つかっています。いずれも販売中止以前に使われたものが土の中に残り、それをカボチャが吸収したのが原因とみられています。

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