2008年3月28日金曜日

札幌でも有料レジ袋 東急ストア実験へ サミットに合わせ7月から

食品スーパー道内大手の札幌東急ストア(札幌)は二十六日、六月にも札幌市内の一店舗でレジ袋の有料化実験を始めることを明らかにした。七月の北海道洞爺湖サミット開催に合わせて環境問題への取り組みを強化する。道内スーパーによるレジ袋有料化をめぐっては、イオン北海道(同)などが今夏にも一部店舗で実施する方針だが、札幌市内では初となる。
 実施店舗や実験期間などは未定だが、札幌東急ストアは四月以降に札幌市と協議に入り、消費者への周知徹底などで同市の支援を受けられるよう協定を締結して有料化に踏み切る考え。販売価格は道外の先行事例を参考に一枚五円程度の見通しで、繰り返し利用できる厚手のレジ袋を導入する。
 札幌東急ストアは今年二月、全二十九店舗で環境管理の国際規格「ISO14001」の認証を取得するなど環境対策を強化しており、レジ袋有料化もその一環。レジ袋の受け取りを辞退する買い物客の割合は現時点で14%だが、有料化後は70-80%まで上昇するとみており、実験結果を踏まえて実施店舗の拡大を検討する。道内では、イオン北海道が今夏にもジャスコ苫小牧店で有料化する方針を固めているほか、コープさっぽろ(同)も導入を検討中。胆振管内で九店舗展開する志賀綜合食料品店(室蘭)も五月にも全店で有料化に踏み切る。

(北海道新聞より引用)

0 件のコメント: