2008年5月6日火曜日

道庁本庁舎にコンビニ セイコーマート 道職員厚済会売店跡(05/06 08:12)

コンビニエンスストア道内最大手のセイコーマート(札幌)は七日、道庁本庁舎地下一階に新店舗をオープンする。
 このスペースには三月まで、道職員の天下り先だった株式会社「北海道職員厚済会」が約三十五年間、道から無償で売店営業を続けていたが、道議会から批判を受けたことに加え、財政難解消に向けて、道は使用料として年間約九百万円をセイコーマートから受け取る。
 新店舗となる「北海道庁店」は、道職員の福利厚生が目的だが、道民や観光客の利用も可能。売り場面積は約四百三十平方メートルで、一千三十店あるセイコーマートの中では最大規模となる。
 同社によると、食料や飲料、書籍など通常のコンビニ商品のほか、道から独自認証を受けた道産食品や医薬品の販売、クリーニングなども取り扱う。
 道庁地下一階の売店スペースをめぐっては、一九七三年から営業を続けていた北海道職員厚済会が、店子(たなこ)のテナント約二十業者から、受託販売手数料などの名目で総額二十億円以上を徴収していたことが問題視されていた。
 道職員厚生課は「今回からは(また貸しとなる)受託販売契約は取らないようにした」と話している。

(北海道新聞より引用)

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